不動産広告に記載のある月々の返済金額を見て
「今の家賃と同じくらいだから大丈夫」
と思う方は結構多いですが、ちょっと安易すぎるかもしれません。
広告に記載のある月々の返済額は変動金利による計算だったり、ボーナス払いがあるかもしれません。
金利が上がれば月々の返済額も上がります。
現在の超低金利が何十年も続くことはちょっと考え難いですね。
さらに、
賃貸には無くてマイホームにはあるコストがあります。
固定資産税・都市計画税
土地や建物のに所有者対してかかる税金です。
賃貸だったら大家さんが払いますが、マイホームは自分で払う必要があります。
住宅設備の維持交換
エアコンや給湯器が壊れた場合、賃貸だったら大家さんが修理交換してくれますが、マイホームは自費で修理交換する必要があります。
建物の維持修繕
屋根や外壁は長い年月が経つと、塗装の剥がれやひび割れ、破損等が生じ、雨漏りの原因などになります。
それほど頻繁ではありませんが、定期的にある程度まとまった金額の維持修繕費用が必要になります。
マンションだと毎月の修繕積立金から捻出しますが、一戸建ての場合は全額自分で捻出する必要があります。
これも賃貸だったら大家さんが維持修繕をしますが、マイホームは自分でやる必要があります。
上記のコストや、金利が上がった時を想定して、余裕を持った資金計画をすることが肝要です。
